大学等放射線施設協議会設立の趣旨ならびに事業計画


大学等放射線施設協議会は、全国の国公私立大学等において、教育、研究等にアイソトープおよび放射線を使用する施設、ならびに放射線の安全管理に関わる教職員が、団体会員ならびに個人会員として、その連携を密にし、放射線安全管理に関する諸情報の交換ならびに研修を行い、会員のレベル向上を図り、放射線施設の安全を確保することを目的として設立された。その目的達成のため、次の事業等を行う。また、本会の事業を理解し、支援・協力する団体が賛助会員として参加する。


 1. 大学等における放射線安全管理に関する情報の周知、研修
 2. 大学等における放射線安全管理に関する調査、研究、報告
 3. 大学等における放射線安全管理に関わる会員間の情報交換
 4. 文部科学省等の関係省庁との連絡、協議、および会員への情報伝達
 5. 関係学術団体との連絡、協力
 6. その他

具体的な活動としては

研修会の開催

会員が一堂に会して、相互の意見交換を行い、最新の技術や研究成果を修得するとともに、関係省庁や関係各術団体等から担当官や講師を適宣招いて、諸情報の交換を行う。通常は毎年一回開催するが、法令改正など特別な場合は随時開催し、また各地区においても適宣開催する。

委員会等の活動

大学等における放射線の安全管理に関する重要な問題等が生じ、緊急の調査や研究が必要になった場合などに、適宣委員会を設置し、集中的に調査、研究を行う。

会報の発行

会員相互の情報の交換や、関係省庁や関係学術団体等から得られた本会員に有用な情報や研修会において紹介された最新情報など、大学等における放射線管理にとって重要で有益な情報を掲載し、会員に広く知らせる。

会員名簿の発行と情報連絡網の整備

大学等における放射線施設において放射線管理に関わる教職員が、放射線管理上の諸問題についての相談や会員相互の連絡の便宜のため、会員名簿を充実するとともに、インターネット等により最新情報を随時閲覧・入手できるように整備する。

書籍等の刊行

委員会等での調査や研究の成果など、相当量のまとまった情報・知識等については、その内容を書籍として刊行する。また、大学等における放射線管理の実際等について記述したマニュアル等を書籍として刊行する。

関係省庁への要望書等の提出

大学等における放射線施設の実状に基づき、文部科学省等の関係省庁に、放射線施設の整備・充実についての要望や、関係法令およびその運用についての提案など、要望書等を提出する。

その他

本会の議決機関としての総会の開催、会員総合や関係諸団体との交流のために集会、広報等のための講演会、さらに見学会等を開催する。


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