『大学等放射線施設協議会』第8回〜第14回理事会報告】


【第8回理事会】

日 時 平成8年8月26日(月)13:00〜20:00
場 所 東京大学山上会館地階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「報告事項」

1.会員加入状況と、協議会総会等への出席状況
2.協議会会報(第1号)・名簿発行の報告
3.『大学等における放射線施設の管理基準と現状についての調査結果並ぴにICRP
90年勧告の法令取入れに関する要望』(中間報告)の提出と反響についての報告
文部省学術国際局長および学術情報課長、科学技術庁原子力安全局長
(放射線安全課長)をはじめ、人事院、労働省、厚生省の各担当局長(課長)
へ要望書(中間報告)を持参して提出し、意見交換した。
4.加速器放射線安全検討委員会の報告
5.『'96大学等における放射線安全管理の実際』(増補版)の刊行について
6.会計年度について

「協議事項」

1.平成8年度総会について
 平成8年度総会議題案
 平成8年度事業計画案
 平成8年度予算案
2.常議員会の開催について
3.参加者交流会の開催について(文部省・科学技術庁の課長・担当官の出席)
4.平成8年度研修会におけるパネル討論会の進め方について
 『大学等における放射線施設の管理基準と現状に関する調査結果並ぴにICRP
 90年勧告の法令取入れに関する要望』についての報告とパネル討論会
5.平成8年度研修会における討論会の進め方について
 大学等における放射線安全管理に関する話題提供(久保寺副会長・井出理事)
 『大学等における他機関の放射線施設の利用者の管理について』ほか
6.『大学等における放射線施設の管理基準と現状についての調査』結果、
とくに記述式回答の取りまとめの作業について
7.『大学等放射線施設安全管理検討委員会』の設置と今後の活動予定について
 1)委員の選出・委嘱について
 委員は、栗原会長、久保寺副会長、巻出事務局長、中村理事、近藤理事、
 柴田監事、遠藤正志、(事務局・東京大学アイソープ総合センター業務掛長)の7名
 その他オプザーバーとして森川顧問
 2)第2次中間報告書の内容およぴ提出時期について
 調査結果をできるだけ詳しく示し、10月中提出を目処とする
8.加速器放射線安全検討委員会の今後の活動方針
9.『出版委員会』の設置について
 『大学等における放射線安全管理の実際』、その他
 出版委員会(仮称)を設置することを定めた
 委員構成、作業内容、日程等は、後日協議のうえ決定
10.平成8年度地区研修会(北陸東海地区)について
 研修会担当代表:西澤理事(名古屋大学アイソトープ総合センター)
11.「平成9年度大学等における放射線安全管理研修会」開催日程について
 平成9年9月2日(火)に総会・研修会開催
 前日の9月1日(月)に理事会・常議員会開催を目処とする


 

【第9回理事会】

日 時 平成8年10月21日(月)11:00〜17:30
場 所 東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「議題」

主として、10月中に放射線審議会基本部会長等に提出する予定の『大学等における
放射線施設の管理基準と現状についての調査結果並びにICRP90年勧告の齢取入
れに関する要望』(第2次中間報告)の最終文案について、内容と表現について検討。



【第10回理事会】

日 時 平成8年12月26日(木)13:30〜18:00
場 所 東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「議題」

1.今年度中にまとめる予定の「大学等における放射線施設の管理基準と現状につい
ての調査結果並ぴにICRP90年勧告の法令取入れに関する要望』(最終報告書)の
形式と内容について
 ・放射線審議会基本部会における審議状況と同基本部会の中間報告案について報告
 ・12月12日文部省学術情報課における同課長、課長補佐、学術資料係長、係員
 と「放射線安全管理検討委員会」メンベーとの意見交換結果について報告
 (文部省としての意見表明に関する資料提供等の依頼などについて)
 ・12月12日に開かれた第3回協議会放射線安全管理検討委員会で討議した
 最終報告の構成・目次案およぴ最終報告の一部案を資料として検討。
2.今後、文部省に提出する大学等放射線施設の改善(施設、設備、予算、人員ほか)
に関する要望書の内容と、その資料となるアンケート『大学等における放射線施設の
管理業務の現状とその改善に関する調査』の内容と実施方法について
 新たに協議会に「将来計画検討4小委員会」を設置し、この委員会で検討する。
 委員会メンバーは栗原会長、巻出理事、井出理事、恵理事、森監事、森川顧問、
 ならぴに事務局・遠藤正志の7人。
調査内容について意見交換。今後の作業の進め方(方針)を協議
3.平成9年度全国研修会、総会等を、9月2日(火)に東京大学大講堂で、前日の
 9月1日(月)に東京大学山上会館で理事会、評議員会を開催することを決定した。
4.予算執行状況が事務局長巻出理事より説明され、今後、理事会への出席する理事
への交通費支給については、希望に応じて支給可能(ただし交通費のみで、日当、宿泊
費は無し)であることが確認・承認された。


【第11回理事会】

日 時 平成9年3月14日(金)13:30〜18:30
場 所 東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「報告事項」

1.放射線審議会基本部会は、3月11日に開かれた第68回から公開となり、傍聴
した巻出理事、遠藤事務局員から、配布された資料(基本部会中間報告案)に基づき、
ICRP1990年勧告(Pub.60)の国内制度等への取入れに関する審議状況に
ついて報告された。
2.事務局より、会員加入状況と会計の収入支出状況の報告があった。
3.3月7日に名古屋大学で開催された協議会北陸東海地区研修会について概略報告
があった。

「協議事項」

1.『大学等における放射線施設の管理基準と現状についての調査結果並びにICRP
90年勧告の取入れに関する要望"最終報告書案)について、それぞれの部分の
主な執筆担当者から要点の説明がなされ、内容が検討された。
2.理事の定数について討議された。大学等放射線施設数に基づいて、会員数が多い
関東甲信越地区、近畿中国四国地区選出の理事数の1名増が討議され、その際、近畿中
国四国地区は地域割りをさらに再検討し、近畿地区と中国四国地区とに分割し、理事は
近畿地区に3、中国四国地区に1とする案が了承された。したがって、この案によると
今後の理事数は北海道地区1、東北地区1、関東甲信越地区4、北陸東海地区1、近畿
地区3、中国四国地区1、九州沖縄地区1となる。また監事は理事会に出席することに
なっているので、その定数2の割り振りは、理事・監事を合わせた地区分布があまり偏
らないよう考慮して選出することもあわせて了承された。
なお、この「組織」「役員」については会則によって定められるものであり、会則の
変更は総会の議決によらなければならないので、上記の案を本年度9月2日に予定され
ている総会に諮ることになった。また、会則に明記されていない役員の任期(交代時期)
は、総会で選出(2年毎)された年の10月1日から翌々年の9月30日までとするこ
ととなった(この件も総会で協議会細則を改正承認する必凄あり)。
3.大崎理事(九州大学)より提出された平成9年度九州沖縄地区研修会実施案につ
いて、原案どおり、平成9年6月27日(金)に九州大学において、大崎理事が代表で
開催することが承認された。大西理事(北海道大学)より、平成9年度北海道地区の研
修会についても予定が説明され、平成10年1〜3月の間に行うことが了承された。
なお、地区研修会に対する協議会からの援助は、当面、200,000円とすることが承認
された。
4.協議会会報第2号の内容、発行スケジュールが討議された。



【第12回理事会】

日 時 平成9年4月16日(水)11:00〜18:30
場 所 東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「報告・協議事項」

1.「大学等における放射線施設の管理基準と現状についての調査結果並びにICRP
90年勧告の齢取入れに関する要望』(最終報告書案)について、逐語的に審議した。
大きい変更がある点と補足資料については、さらに各理事より意見を集め、手直しを行
なうこととした。
2.近藤理事より、3月22日の「加速器放射線安全検討委員会」での討議内容につ
いて説明があった。
3.大学等の放射線施設における管理業務体制や要員・予算その他の状況に関する
次回調査の原案については、次回理事会で素案を示すことが了承された。
4.九州沖縄地区研修会実施案が説明され、了承された。
5.全国研修会の内容、協議会会報(第2号)の内容について討議された。


 

【第13回理事会】

日 時 平成9年6月14日(土)12:00-17:30
場 所 東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「報告事項」

4月28日に開かれた放射線審議会第69回基本部会の審議状況、ならぴに文部省等
他省庁のヒアリングの状況等が報告された。さらに、基本部会(中間報告)に対する国
民の意見募集について説明された。

「協議事項」

1.『大学等における放射線施設の管理基準と現状についての調査結果並ぴにICRP
90年勧告の取入れに関する要望』(最終報告書案)の「要望」部分について討議。
2.理事の定数を、関東甲信越地区4名、近畿地区3名、中国四国地区1名とする改
正案を総会の議決によって決定する予定であることを前提として、理事、監事等の次期
候補者が討議された。
3.9月の総会・全国研修会の内容について討議された。
4.協議会会報第2号の内容について討議された。
5.放射線審議会基本部会報告書案に関する意見募集については、とくに作業場所の
項目、関連する付属書AIIIに関して、各個人の意見を提出するとの方針をとることと
し、理事ならびに大学関係者から多くの意見を提出するよう働きかけることとなった。
6.第4回加速器放射線安全検討委員会の報告が近藤理事より行われ、了承された。
7.今後行われる地区研修会:九州(6月)と北海道(平成10年3月)について若
干の討議を行った。



【第14回理事会】

日 時 平成9年7月29日(火)11:00-17:30
場 所 東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
出席者 栗原会長、ほか理事、監事、顧問

「報告事項」

1.放射線審議会基本部会における審議状況、ならびに同部会中間報告案に対する国
民の意見提出状況について報告。
2.科学技術庁放射線安全課の人事異動が7月14日にあり、課長は植囲秀史氏、企
画官は安達一彦氏に。
3.平成9年3月31日現在の会員登録数市よび会費納入状況。
登録数は団体会員345、個人会員183、賛助会員30(口数52)。


「協議事項」

1.『大学等における放射線施設の管理基準と現状についての調査結果並ぴにICRP
90年勧告の法令取入れに関する要望』(最終報告書案)の「要望」(ならびに「補足
資料」)についてさらに意見を交換し、若干の訂正をして最終報告書(平成9年7月)
として印刷することとした。なお近日中に、事前に文部省学術情報課と科学技術庁放射
線安全課へ報告書最終案を持参し、説明を行うこととした。
2.組織(地区)の変更、理事定数並びに常議員定数の改正
理事会における新理事、常議員の選出については、さらに検討を続け、次回の理事会
でも討議することとした。
国立大学アイソトープ総合センターが毎年新たに新設され、現在17を数えるに至っ
ているが、協議会細則第4条で、協議会の各地区担当事務は各地区内の国立大学アイソ
トープ総合センターが行うことと定めていることもあり、新センターからも常議員の参
加が必要であり、協議会の常議員定数を「30名以内」から「35名以内」に改正する
ことが提案され、理事会として了承された。
3.会則・細則の改正:上記の理事定数改正、地区割り並ぴに各地区の定数改正、常
議員定数改正等のためには会則と細則の改正が必要となる。また、役員任期(交代時期)
が会則等で示されていないので、これを細則で示すこととする。会則等の変更は9月2
日の総会における議決によることとなる。
4.新常議員候補者:候補者数名が検討された。
5.事業計画・予算等:今後の事業計画として、今年度は9月の総会、全国研修会
の他、3月に北海道において地区研修会を行う。また、平成9年中になるべく早く全国
調査「大学等における放射線施設の管理業務の現状とその改善に関する調査(仮題)」
を発送し、データ整理とまとめをなるべく早く終えることを目指すこととした。
また、平成10年度には「大学等における放射線安全管理の実際」1998年版を作
成する。その際、既に発刊されている'94版及び一96増補版は相当部数購入されて
いるものの必ずしも十分には読みこまれていないらしいことを勘案して、読みやすい形
態の本とすることを心掛けることとした。
協議会会計のうち、地区研修会の費用については協議会より補助として支出される
200,000円のみ、協議会会計(収入・支出)に組み入れ、その他(参加費収入と支出)
は各地区研修会毎の決算とすることになった。
6.総会・全国研修会の内容
7.会報第2号の内容
8.次回の全国調査:『大学等における放射線施設の管理業務の現状とその改善に関
する調査(仮題)』の内容については、「将来計画検討小委員会」で詳細に検討する。
さらに理事会等で検討を重ね、9月2日の全国研修会におけるパネル討論の資料とする。


 

【『大学等放射線施設協議会』常議員会報告】


 大学等放射線施設協議会常議員は、平成7年6月の協議会設立総会で
は選出できず、第6回理事会(平成8年6月7日)において選出された
候補者30名が、平成8年度総会(東京大学大講堂で平成8年8月27日
午前9時30分から開催)において選出・承認された。
 同日、「平成8年度大学等における放射線安全管理研修会』の昼食時間
(12:20〜13:10)に、東京大学山上会館2階会議室において、第1回の常
議員会を開催した。今回は時間も限られていることや、総会直後の開催で
審議事項も無く(来年度からは総会の前日に開催される予定)、各常議員
の自己紹介や、情報・意見交換を行った。
 なお、今回の常議員会には、文部省学術国際局学術情報課長、同課学術
資料係長、科学技術庁原子力安全局放射線安全課長、同課企画官にも同席
していただき、意見交換を行った。



 

委員会活動報告

 

『大学等放射線施設協議会放射線安全管理検討委員会』報告

「大学等における放射線施設の管理基準と現状に関する調査結果
並ぴにICRP90年勧告の法令への取入れに関する要望」
(中間報告およぴ最終報告)作成のデータ整理・解析、文案作成
を目的として、第8回理事会(平成8年8月26日)で設置
委員は、栗原会長、久保寺副会長、巻出事務局長、中村理事、近藤理事、
柴田監事、遠藤正志(事務局・東京大学アイソトープ総合センター業務掛長)の計7名
その他オブザーバーとして森川顧問

【第1回放射線安全管理検討委員会】
平成8年9月7日(土)10:00-19:00
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
ICRP90年勧告調査の回答データ整理、解析

【第2回放射線安全管理検討委員会】
平成8年10月3日(木)11:00-19:00
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
ICRP90年勧告調査第2次中間報告書案作成

【第3回放射線安全管理検討委員会】
平成8年12月12日(木)13:30-17:00
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
ICRP90年勧告調査の記述回答整理、解析
12月12日(木)18:00-20:00
文部省会議室
審議会への意見提出にっいての意見交換

【第4回放射線安全管理検討委員会】
平成9年1月22日(水)11:00-18:00
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
ICRP90年勧告調査の回答解析・最終報告文案検討

【第5回放射線安全管理検討委員会】
平成9年2月24日(月)11:00-18:00
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室(ゲスト:加藤和明氏)
ICRP90年勧告最終報告書要望案作成

 

『大学等放射線施設協議会将来計画検討小委員会』報告

今後、文部省に提出する大学等放射線施設およぴ管理体制の改善
(施設、設備・予算・人員ほか)に関する要望書の内容と・その
資料となるアンケート『大学等における放射線施設の管理業務
の現状とその改善に関する調査』の内容と実施方法について
検討することを目的として
第10回理事会(平成8年12月26日)で設置
委員メンバーは、栗原会長、巻出事務局長、井出理事、恵理事、
森監事、森川顧問、ならびに事務局・遠藤正志の7人。

【第1回将来計画検討小委員会】
平成9年6月14日(土)17:30-19:30
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
次回調査案内容の検討。

【第2回将来計画検討小委員会】
平成9年7月29日(火)17:30-19:30
東京大学アイソトープ総合センター1階会議室
次回調査案の内容を検討・提案し、最終案を9月の研修会において
配付し、パネル討論する。

 


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