【『大学等放射線施設協議会』第99回〜第103回理事会報告】

 

 

【第99回 理事会】


日 時 平成25年8月26日(月)11:00〜14:50
場 所 東京大学山上会館 地階会議室
出席者 巻出会長、ほか 理事、監事、顧問


【報告・協議事項】
(1)第98回議事録
前回理事会議事録案について説明され、原案通り承認された。
(2)最近の人事異動、放射線管理行政等に関する情報について
・J-PARCの漏えい事故については、配布資料の会報第18号22頁に、放射線規制室
長の講演でも最近のトラブル事例として取り上げられている。
(3)24年度事業報告・決算報告・会計監査報告などについて
研修会、総会・理事会・常議員会の開催や理事会・委員会等活動について、資
料に基づいて説明があり、決算報告については、名簿の誤植のために改訂版を
刷り直して配布したために印刷費がかさんだとの説明があった。
会計監査については、監事より書類等について問題はなく、収入と支出がつ
りあっているとの報告があった。また、繰越金が多いことは安心であるが、適
正にそれを使う活動ができたら良いと毎年思っている、とのコメントがあった。
(4)25年度事業計画案・予算案について
研修会の開催、委員会活動、会報の発行等の平成25年度事業計画について説明
があった。
協議会の新事業については、会員から提案・要望をぜひ寄せていただき、理事会で
検討し、 できるものから実施したい。規制庁との意見交換は、ぜひ今年度中にやって
欲しい、とのコメント があった。
(5)各委員会報告
・クリアランス検討委員会:
数量規制が明確になったクリアランス制度は、非密封放射性同位元素使用施
設で生じている廃棄物の実態とはかけ離れているので、実際の利用は難しい。
本日昼食後、委員会メンバーが集まって意見交換し、次回理事会の前に委員会
を開催したい。
・加速器放射線安全検討委員会:
4月に、夏までに予防規程について集めることにした。J-PARC事故については、
淡々と対応している。
(6)大学等放射線施設協議会次期役員(平成25年10月1日〜平成27年9月30日)改選
・巻出会長より、今期で会長職および理事を辞任したいとの申し出があり、承認
された。巻出会長の顧問就任と名誉会員推薦が承認された。事務局長と事務局
は従来通りとする。
・次期会長候補者の選出の投票が行われ、斎藤理事が選出された。副会長は片田
理事にお願いしたいとの発言があった。
・常議員候補者の追加について、6名の推薦が承認された。
(7)委員会委員長の交代
会長が委員長を務めることになっている放射線安全管理委員会と出版委員会
については、巻出会長から斎藤新会長に交代することになる。
(8)25年度総会・全国研修会の進行
全国研修会の演者紹介・進行等を確認した。会計監査報告は井出監事。参加
者からの質問について、筑波大からの質問については、片田理事、富山大から
の質問については巻出会長が回答する。
(9)平成26年度の総会・全国研修の日程と会場
来年度の総会・全国研修は平成26年8月26日(火)に開催、会場は東京大学農
学部弥生講堂を予約済み。
(10)大学等放射線施設協議会の今後の活動・事業
特に議論はなし。

 

 

【第100回 理事会】


日 時 平成25年12月7日(土) 11:00〜16:00
場 所 フォレスト本郷会議室
出席者 斎藤会長、ほか 理事、監事、顧問


【報告・協議事項】
(1)第99回理事会、第18回常議員会、平成25年度総会、平成25年度放射線
安全管理研修会等安全管理研修会等議事録案の確認
各議事録案についてそれぞれ説明があり、承認された。
(2)最近の人事異動、放射線管理行政等に関する情報について
・放射線安全管理学会学術大会(25/12/27〜29)で放射線規制室長の南山氏と話をし
たところ、原子力規制庁に移っても特に大きな変化はない、ヒヤリングにも応じるとのこ
とで、少なくとも南山氏が室長の間はこれまでと変化はないようである。また、若い人と
ベテラン(サポーター)との組み合わせで対応し、90日ルールは継続しているとのこと。
・RI協会は、新法令対応のビデオ(法令のみ)を作成。
・アイソトープ協会放射線安全取扱部会の年次大会が鹿児島で開催された(11/14、15)。
・センター長会議関連では、全国研修が10月に東北大学で「放射化物」をテーマに開催
され、分子イメージングについては大阪大学で開催された。
(3)J-PARCハドロン実験施設での放射性物質漏えい事故について
伴理事から12月中にファイバースコープを入れてターゲットを見る、カウンターホール
には入れるが使用は禁止、ニュートリノ施設は今年度中に稼働できるのでは、馬場元理
事がKEKの特別教授に就任され、J-PARCの副センター長(安全統括)に就任された。12
月11日には「加速器施設安全シンポジウム」を開催する等の現況報告があり、意見交換
が行われた。
(4)委員会活動について
各委員会のメンバーの確認が、以下の協議と共に行われた。
・「法人化対応専門委員会 法令対応WG」
法人化後すでに2期目に入っており、特に変化はなく、本WGは解散することとなった。
・「出版委員会」
全体の交渉等外部との交渉を担当し、個々の出版物については個別に編集委員会
を設置することを確認した。
・「外国人のための教育訓練に関する検討委員会」
英語テキストの改定について意見交換された。
・「クリアランス検討委員会」
委員長は、森川顧問から久下理事に交代。理事会に先立ち開催されたクリアランス
検討委員会(9:00〜10:30)について、報告があった。
・「放射線加速器安全検討委員会」
予防規程についてすべては届いていない。改定についての報告があった。
(5)学等放射線施設協議会の今後の活動・事業について
・規制庁との懇談については、「放射線安全管理委員会」で取りまとめることになった。
・平成26年1月17日に開催予定の「実務セミナー」に関する放射線安全取扱部会東北
支部からの共催依頼については、従来通りの取り扱い(経費に関してはRI協会)のた
め、特に異論はなく承認された。
・HPに掲載されている「緊急時対応マニュアル作成の手引き」中の「文科省」の語句を
「原子力規制委員会」に変更しなければならないが、作成委員会は解散しているため、
とりあえず、必要(変更)事項のみについて会長が事務的に対応する。
・教育訓練のeラーニングについて、導入例の紹介の他種々議論した。その他、教育訓
練における実習の有無などについても意見交換した。

 

 

【第101回 理事会】


日 時 平成26年2月26日(土) 11:00〜16:00
場 所 東京大学山上会館地階002号会議室
出席者 斎藤会長、ほか 理事、監事、顧問


【報告・協議事項】
(1)第100回議事録の確認
標記議事録案について説明があり、特に問題なく承認された。
(2)最近の人事異動、放射線管理行政等に関する情報について
・放射線規制室の南山室長らが、大型加速器施設を検査する前に見たいというこ
とで、KEKつくばに来られた。他の大型加速器も見た後で、検査に望みたい
とのこと。
・日本アイソトープ協会が原子力研究機構に預けていた放射性廃棄物の処分方法
が決まったようす。また、協会は川崎にRI施設作り、共同利用にも供する。
・放射線審議会設置について検討が始まった。
(3)委員会活動について
1)放射線安全管理委員会
規制室との懇談についていろいろ意見交換の結果、緊急に懇談の場を設け
ることは特にしないということになった。
2)出版委員会
出版社から出ている以下のテキスト3冊について、各編集委員会でそれぞ
れについて検討し、中身を検討してもらうことになった。
@ 大学等における放射線安全管理の実際 '94 '96
A 大学等における申請書等の作成マニュアル
B 大学等における放射線安全管理の要点とQ&A -新版-
3)外国人のための教育訓練に関する検討委員会
委員構成、コンテンツの追加(規制委、放射化物)について、2月13日にメ
ールした。2015年発行を努力目標とする。内容について、種々意見交換。
4)クリアランス検討委員会
メールで関係者に流して、メリット、デメリットについて聞いた。アイソ
トープセンター自身の廃棄物が減っているので負担は少なくなっている。協
会の方針が決まっていない。千葉の方が稼働したらどう動くかである。協会
環境整備に電話して、まとめて欲しいと伝えた。少し時間がかかるとのこと。
5)加速器放射線安全検討委員会
規制室の動きについて今日報告できるようなことはない。検査が増えると
いうことに関して、視察のみでまだ変化はない。
(4)本年度全国研修会(平成26年8月26日、弥生講堂)の企画について
@依頼講演:規制室(南山室長)
A特別講演:さまざまな候補について協議した。
・分子イメージングに関して(名大・阪大・放医研など)
・検出器(コンプトンカメラ)(名大、理研、JAXA)
・核医学(MRI−PET(東北大)、PET−CT(北大))。
・放射線安全管理学会が施設関係の論文を募集されている(老朽化)。
・内部からの講演はあるか。
・福島関係ではないか。
・クリアランスについて、RI協会に講演してもらえるか。 技術的にはもう1
年くらい先の方がいいのでは。
・加速器を使ったBNCT(ホウ素中性子捕捉療法、南東北病院で作る予定。京大
炉関係者に聞けないか。)
(5)大学等放射線施設協議会の今後の活動・事業について
緊急時対応マニュアルの改訂を検討中で、事故連絡先を規制室→事故対処室
へ変更すべきどうか判断ができないとの発言に以下の実例が示された。放射線
施設外で火災があった場合での連絡先は:K大で最近あった例では、事故対処
室に連絡(従来通りに、規制室の代わりに事故対処室に事務方から連絡、問題
なく受け入れられた。)F大では、学生が直接消防署に連絡(管理区域外での
火災)。夜中:事務から事故対処室に連絡。夜だったので状況を話して、鎮火
したと連絡した。勤務時間内でいいから詳細を連絡してくれと言われたため、
ファックスで送付。O大もファックスで連絡した。緊急時対応マニュアルの半
分以上のページに変更必要箇所があり、それを変更する。3月に通知された当面
の方針に連絡方法があるがと思うが、それ以上のものではない。それ以後の改
訂版も来ていないので、それを差し替えるぐらい。
各大学・事業所の意見や要望をきく機会が長い間なかったので、放射線施設
の現状に関するアンケートを実施して、同時に協議会への意見等を収集するこ
とが決められた。会長がアンケート原案を作り安全管理委員会委員に回し意見
をもらうことになった。

 

 

【第102回 理事会】


日 時 平成26年4月26日(土) 11:00〜16:00
場 所 東京大学山上会館地階002号会議室
出席者 斎藤会長、ほか 理事、監事、顧問


【報告・協議事項】
(1)第101回理事会議事録の確認
標記議事録案について説明があり、特に問題はなく承認された。
(2)最近の放射線管理行政等に関する情報について
・理事メンバーの異動について紹介された。
・東大アイソトープ総合センターの教授公募の結果が報告された(福島担当)。
・原子力規制庁の体制が変更された(平成26年3月1日)。これまでの原子力
防災課、監視業務情報課、放射線対策保障措置課は、放射線防護対策部として
まとめられ、新たに原子力防災業務監理官がおかれた。また、事故対処室があ
る原子力防災課は原子力防災政策課と名称が変更されている。
・規制委員会発足後初めて放射線審議会総会が、4月4日に開催された。
・6月4日、5日に国立大学アイソトープ総合センター長会議が徳島大学で開催
される。1日目に文科省、2日目に規制室の講演が予定されている。
・国立大学法人評価委員会から、加速器の使用についての調査(定期検査の内容、
規制庁に出した報告書、特に取り組んでいる事項等)が来ている。
・放射線規制室長が南山氏から島根氏に代わったようである。
(3)委員会活動について
1)放射線安全管理委員会
団体会員を対象とした「大学等放射線施設の現状」についてのアンケートを
実施することになっているので、アンケート文案を作成した。議題4で協議。
2)出版委員会
三つの編集委員会( 2-1)「大学等における放射線安全管理の実際 ’94 ’96」、
2-2) 「大学等における申請書作成マニュアル」、2-3)「大学等における放射線
安全管理の要点とQ&A−新版−」)を設置し、各委員会で方向を決めることなっ
た。その手順や本の間の相互関係などが種々議論された。各編集委員会のメン
バーは以下の通り。
2-1)中島(委員長)、久下、小島、奥田、森川(監修)
2-2)柴(委員長)、渡部、百島、斎藤、中村(監修)
2-3) 柴田(委員長)、井出、川本、佐治、森川(監修)
3)外国人のための教育訓練に関する検討委員会
英文テキストは初心者教育のものに限り、再教育は含めないことが確認され
た。2015年4月あるいは2月にupdate版を提案したい。今あるものは使い、追加
版としてどこまで広げるかは、メールで意見交換したい。法令改正に関わるも
のは改正する。以上の方針が委員長から示された。
4)クリアランス検討委員会
久下委員長から、アイソトープ協会の阿部氏と連絡を取っている。協会に提
言する話も出ているが、担当者からはいま提言をいただいても、とのこと。
5)加速器放射線安全委員会
国立大学法人評価委員会からから調査がきているということなので、問い合
わせのメールを出した(伴理事)。
(4)会員アンケートについて
アンケート実施要領について説明があった。郵送、メールで回答してもらう
(資料No.10)。締め切り期日は、発送後一か月後を予定。集計結果、簡単なこと
については8月の全国研修で報告。
アンケート案について、種々議論が交わされ、それに従って改訂されることにな
った。できるだけ早く、事務局に依頼して団体会員宛に送付したい。
(5)本年度全国研修会(8月26日、弥生講堂)の企画について
1.依頼講演
放射線規制室長:島根氏
2.その他の講演
種々の候補者、テーマ等について協議し、最終的には特別講演として中西氏、
午後の講演として、イメージング(2件)、桝本氏(放射化物)、アンケート、
出版の報告(総会での報告で可能か)等とまとめられた。
(6)大学等放射線施設協議会の今後の活動・事業について
アンケート調査(『大学等放射線施設の現況』)を実施する。回答しやすいよ
うにして出したいと思っている。設問等について意見があれば至急連絡が欲しい。

 

 

【第103回 理事会】


日 時 平成26年6月21日(土) 11:00〜16:00
場 所 東京大学山上会館地階002号会議室
出席者 斎藤会長、ほか 理事、監事、顧問


【報告・協議事項】
(1)第102回理事会議事録の確認
標記議事録案は事前配付済みのため説明を省略したが、問題はなく承認された。
(2)最近の放射線管理行政等に関する情報について
・島根義幸新放射線規制室長について紹介があった。また、研修会には室長の代わ
りに、松本武彦放射線検査管理官が来られることが報告された。
・国立大学アイソトープ総合センター長会議が6月4日、5日に徳島大学で開催された。
幹事校を5校から2校(北大、九大)増やして7校にすることが検討されていること
が紹介された。その他、法人化後の全国研修の予算、文科省の対応、アンケート
(放射線業務従事者登録の電子化、課金等)、講演内容、文科省への提言等に関
して報告やコメントがあった。
(3)委員会活動について
1)放射線安全管理委員会:
アンケートの実施。途中経過については、(4)で報告。
2)出版委員会:編集委員会報告
2-1)「大学等における放射線安全管理の実際 ’94 ’96」編集委員会(資料No.8)
中島委員長より、委員と相談して作成したたたき台を理事会に報告し、まと
めたい。大幅に修正の上、是非刊行すべきで、大雑把な方針として、8月の理事
会までには章立てまで持っていきたい。その後執筆者を決める。
2-2)「大学等における申請書等の作成マニュアル」編集委員会(資料No.9−12)
柴編集委員長より、以下の方針が示された。変更したところだけ追加訂正す
る。様式が変わっているので、改訂版で出した方がいいのでは。「大学等にお
ける」ということで、アイソトープ協会同名図書とは区別できるのでは。
2-3)「大学等における放射線安全管理の要点とQ&A 新版」編集委員会
柴田編集委員長より、基本的には「実際」を充実させることが先決で、Q&Aの
大事なことを取り込み、数年経ってQ&Aが必要なら、ホームページで受付け、理
事会で審議してホームページ上で回答することもある、などが報告された。
以上をまとめた協議から、「Q&A」を解散し、委員は他の編集委員会に移動し
て貰うことになった。編集方針について、8月の理事会を目途に決めて欲しい。
3)加速器放射線安全検討委員会
特になし。業務実績については報告した。
(4)会員アンケート(大学等放射線施設の現状)について
桧垣事務局員より、アンケートの集計について説明された。(資料No.17〜31)
送付数281、回答数152で、回収率は54%。集計終了後、会長が報告用にまとめ、8
月の研修会で報告することになった。
(5)本年度全国研修会(8月26日、弥生講堂)のプログラム
【講演・報告など】
1.依頼講演 10:20〜11:05(45 分) 規制室:松本武彦放射線検査監理官
【放射性同位元素等の規制に係る最近の動向】(座長:片田副会長)
2.招待講演 11:10〜12;00(50 分)二瓶直登(東大院農准教授)
【福島関連(題未定)】(座長:小島理事)
3.講演1 13:00〜13:45(45 分)山谷泰賀(放医研 )
【分子イメージング・PET(題未定)】(座長:久下理事)
4.講演2 13:50〜14:35(45 分) 本村信治(理研)
【コンプトンカメラ(題未定)】(座長:渡部理事)
5.講演3 14:40〜15:10(30 分)桝本和義(KEK)
【放射化物(題未定)】(座長:奥田理事)
6.委員会報告:英文、実際、マニュアル各10 分、アンケート報告20 分、今後
の活動10 分、休憩時間で調整し16 時30 分には終了する。
(6)総会(8月26日、弥生講堂)について
9:45〜10:10の時間で、議長は会長にお願いしたい。
(7)会報の内容について
・配布資料などの内容(事業報告・事業計画等)については会長が取りまとめる。
・委員会報告:会報に掲載するので、各委員長は半ページ程度(短くとも1/3ペー
ジ)の原稿を、遅くとも7月下旬には提出して欲しい。編集委員会も含めて。
・議事録(短縮したもの)、巻頭言については会長
(8)理事・常議員の追加について
愛媛大学の増田氏を常議員として推薦したい。KEKからの常議員の交代(桝本
氏→佐々木氏)の申し出があった。

 

 

平成25年度「大学等放射線施設協議会」第18回常議員会議事録

日 時: 平成25年8月26日(月)15:30〜19:00
場 所: 東京大学山上会館 2階会議室(201/202)/地階食堂「御殿」
出席者: 巻出会長、ほか理事、常議員、監事、顧問

【報告・協議事項】
1.最近の放射線管理関係情報
原子力規制委員会が誕生し、放射線規制室は文科省から規制庁に移管された(原子力委員
会 原子力規制庁 放射線対策・保障措置課 放射線規制室)。明日の全国研修会で、室長の南
山力生氏から紹介がある(会報5 頁に要旨収録)。当初心配した「管理下にないRI の取り
扱い」については、最初の窓口が原子力防災課事故対処室になるが、その後は放射線規制室
が引き継ぎ担当するとのこと。 J-PARC のトラブルは、大学共同利用機関としての事故な
ので、どのような影響があるのか心配される。
2.平成24年度事業報告・決算報告・会計監査報告 等について
資料に基づいて会長より24 年度の事業報告がなされた。クリアランス検討委員会、加速
器放射線安全検討委員会の活動については後で説明がある。決算報告については、昨年度
の会報第17号において印刷ミスがあり、改訂版を刷り直して配布したために印刷費がか
さんだことの説明があった。会計監査報告は、明日の総会において行われので、本日は省
略する。質問、コメントはなく、事業報告・決算報告等について承認された。
3.平成25年度事業計画案・予算案について
資料に基づいて25年度事業計画・予算案について説明があり、特に問題なく承認された。
4、大学等放射線施設協議会役員改選について
今期理事2名が空席となったので、本年4 月の理事会で、渡部浩司東北大学准教授および
和田洋一郎東京大学教授を推薦することを決定した。
巻出会長より、今期末で会長および理事の職を辞したいとの申し出があり、理事会で承認
された。斎藤理事が次期会長候補に選出された。副会長には片田理事が選出され、継続され
ることになった。
常議員は、10名が退任となったが、理事会で新たに10名を常議員として推薦した。
5.協議会の委員会活動について
松田理事から、「外国人の教育訓練テキスト」について、改訂したいとの説明があった。
クリアランスについては、森川顧問より、会報93 頁に載っているとの説明があった。個
別クリアランスを実施するのは無理との結論に達した。放射性汚染物の処理処分の機関との
協調を推進することとし、当該機関の責任者と意見交換を行った。今後、放射線施設側と処
理・処分機関側の実情と、期待される対策を検討し、相互にメリットのある方策を協議する
ことになった、との説明があった。
放射化物については、伴理事が所用のため早退されたので、会報94 頁を参照して欲しい。
6.平成26 年度総会・全国研修会日程
平成26 年8 月26 日(火)に東京大学弥生講堂で実施する。
7.残りの時間で自由な意見交換を行った 。

 


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