英語による教育訓練テキスト

“Radiation Safety - Reference Manual”


テキストのダウンロードページへの移動には、ログインが必要です。

IDとパスワードは、会報(第15号)の送り状に記載されております。ご不明の方は事務局までお問い合わせください。

※法令のみEdition 2020を公開しました。(2020/10/26)

※Edition 2015を公開しました。(2015/10/28)

 

会員以外の方へ

大学等放射線施設協議会の会員ではない方で利用を希望される方にも、審査の上、利用を認めます。

以下の事項を明記の上、事務局までメールでご連絡ください。

氏名・所属・事業所名・役職・テキストを使用する目的・テキストをどの方法で知ったか

連絡先:大学等放射線施設協議会事務局  E-mail: kyogikai@ric.u-tokyo.ac.jp

 

 

 

メニュー

1. 英語による教育訓練テキストの公開にあたって↓
2. テキストの概要↓
3. 問い合わせ先↓

 

 

 

 

 

 

 

 

英語による教育訓練テキストの公開にあたって

 日本で学ぶ留学生の総数は、日本学生支援機構の調査によれば、2008年で12万人を越え、同年に骨子が策定された留学生30万人計画では、2020年までに30万人の留学生受け入れを目指すと言われています。さらに、ポスドク、客員教員等の時限付きポストへの外国人の雇用も増え続けており、留学生や外国人研究者による放射線施設の活発な利用は全国の大学等において一般化しつつあります。これは、外国人に対する日本の放射線障害防止法等に基づく教育訓練を行なう機会が今後ますます増加することを意味しており、そのために用いるテキスト等の標準的な教育コンテンツの整備は、全国の大学等放射線施設にとって、規模の大小にかかわらず共通の課題と言えるでしょう。そこで大学等放射線施設協議会では、2007年12月の第71回理事会において、外国人研究者や留学生を対象とした放射線取扱いのための教育訓練を支援し、その質の向上を目指した「外国人のための教育訓練に関する検討委員会」を設置し、英語による教育訓練用コンテンツの作成、提供のための活動を2008年4月より開始しました。
 委員会では、まず、国立大学アイソトープ総合センター群を中心に、各大学等で既に作成、使用されている英語による教育用資料の提供を受け、また、同年8月に協議会主催の平成20年度大学等における放射線安全管理研修会(全国研修会)でフロアから得られたコメントを参考に、各委員が分担して編集作業を進めました。同年12月には協議会サーバー内にテストページを作成して委員会および理事会内で公開し、第77回理事会(2009年1月)から第79回理事会(2009年6月)における校閲と委員会内での相互チェックを経て、同年8月の平成21年度全国研修会前に研修会参加者に対してβ版を公開しました。その後、理事会メンバーによる再チェックとネイティブによる英文校正を経て、本リリース版の完成に至りました。
 テキスト内容は放射線障害防止法により規定された教育訓練項目を網羅し、安全取扱(11ファイル)、人体影響(1ファイル)、法令(1ファイル)、演習問題(4ファイル)、およびグロッサリー(1ファイル)の合計18ファイルより構成されます。また、安全取扱については基礎、応用(一般)、応用(X線)、および実習の4項目に分類し、再教育や電離放射線障害防止規則に基づいたX線教育にも柔軟に対応できるようにしました。ファイルは講義およびハンドアウトの両方に使用できるようパワーポイント(ppt)形式を基本としましたが、配布が前提となる実習テキスト、演習問題、およびグロッサリーについては文章(doc)形式を用いました。いずれもユーザーによる編集が可能ですので、必要に応じて各施設の実情・ニーズに合わせた内容に改編していただければと思います。本テキストが、各放射線施設等における外国人のための教育訓練の円滑な実施と質の向上に役立てば幸いです。
 最後に、一部図表の転載を許可していただいた日本アイソトープ協会、および資料等をご提供いただいた下記の大学、研究所等に厚くお礼申し上げます。
東北大学、東京大学、理化学研究所、名古屋大学、京都大学、神戸大学、岡山大学、
  広島大学、徳島大学、長崎大学

2010年8月26日
 大学等放射線施設協議会 「外国人のための教育訓練に関する検討委員会」
松田尚樹(委員長、長崎大)、佐治英郎(京都大)、井尻憲一(東京大)、柴田理尋(名古屋大)、
   中島覚(広島大)、桧垣正吾(東京大)、小池裕也(東京大)

 

 

 

テキストの概要

 

項目

内容
1

安全取扱 基礎

放射線と放射性同位元素の種類、性質、単位。原子の構造。物質との相互作用。放射線測定。
2

安全取扱 応用(一般)

放射線防護の原則。外部被ばく、内部被ばくとその防護方法。放射線モニタリング。作業室での具体的注意事項。汚染と除染。放射性廃棄物の取扱。緊急時の対応。
3

安全取扱 応用(X線)

X線の発生原理。エックス線と物質の相互作用。エックス線の防護、測定。
4

安全取扱 実習(測定)

GM計数管のプラトー曲線の作成。アルミニウム板によるβ線吸収の確認。GMサーベイメータによる汚染の検出と測定。
5

安全取扱 実習(測定、テキスト)

上記実習の配布用テキストおよびレポート。
6

安全取扱 実習(希釈)

P-32溶液の希釈による、非密封RIの安全取扱技術(作業エリア準備、遮へい、汚染検査、放射性廃棄物取扱等)の習得。
7

安全取扱 実習(希釈、テキスト)

上記実習の配布用テキストおよびレポート。
8

安全取扱 実習(希釈と計測)

非密封のC-14、P-32およびI-125溶液を用いた安全取扱技術の習得と放射線測定。
9

安全取扱 実習(希釈と計測、テキスト)

上記実習の配布用テキストおよびレポート。
10

安全取扱 実習(参考)

管理区域入室。個人被ばく線量計の装着。汚染検査。管理区域退室の実際。予防規程にも応用可。
11

安全取扱 実習(参考、テキスト)

上記実習の配布用テキストおよびレポート。
12

人体影響

急性影響と晩発影響。確定的影響と確率的影響。身体的影響と遺伝的影響。実効線量と等価線量。
13

法令

放射線安全に関わる法体系および放射線障害防止法の概説。
14

演習問題(基礎)

放射線の種類、性質、単位。物質との相互作用。
15

演習問題(安全取扱)

放射線被ばくの防護。放射線モニタリング。放射性廃棄物の分類。
16

演習問題(人体影響)

人体影響の分類と具体例。放射線荷重係数。
17

演習問題(法令)

線量限度。教育訓練。健康診断。
18

グロッサリー

放射線関連用語(約330語)の英語による解説。

 

 

 

 

 

問い合わせ先


 大学等放射線施設協議会事務局
 E-mail: kyogikai@ric.u-tokyo.ac.jp